もちろん僕は国会議員なのでそのような声もあると思うんですが、
これは政治だとか、そういう問題では無くそれ以前の問題で、
本当に、この国では見捨てられようとしているその現実というものを、
沢山の人達に認識していただかなければいけないし、
もちろん、すごく聡明な方なのですでにご存じだとは思うんですけれど、
やはり自分の中で、今この国の置かれた現状、
世界中が踏み込んだところがないようなところに僕たちが置かれていて、
やっぱりそういう健康被害があるとか、という部分に関してはほとんど考えられていない中、
この先この国がどうなっていくのかって言う事を本当に愁いて、その気持ちが溢れたという事で。
以上引用
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皇族の一部が、脱原発に向けて動いているという情報は、あります。
今後、どうなるかですね。
以下は、足尾銅山事件における田中正造の直訴状です。
田中正造が足尾銅山の鉱毒事件の惨状に対する政府の対応を見るに見かねて、明治天皇に直訴に及んだのが、1901年の12月
以下引用
直訴文(全文現代語訳)
在野の一国民である田中正造が、恐れ多くも謹んで明治大帝に申し上げます。
謹んで思いますに、田畑で暮らす一国民である私が、あえて道を逸脱し、法を犯して、陛下のご前に進み出るという罪は、実に万死に値するものであります。しかも、不本意ながら、このようなことをする理由は、真に国家国民のためを思って活動してまいりましたが、小さき私の忠心が終に耐え忍ぶことができないものとなったからであります。謹んでお願いいたしますことは、慈愛深い陛下が、私の愚かさを憐れんでくださり、少しこの訴状に目を通していただきたいということでございます。
謹んで思いますに、東京から北に160キロメートル離れたところに足尾銅山があります。近年、鉱業用機械が西洋式技術の発展にしたがって、流出する毒物の量はますます多くなっており、採掘し製銅する際に生じる有毒な排水と鉱滓は谷間を埋め、渓流に注ぎ、渡良瀬川に流下して、沿岸地域で被害を受けない所はありません。加えて、年々山林を乱伐し、煙毒が水源を赤土としてしまったために川の流れが激変して洪水となり、また水嵩が数十センチも高まり、有毒な水流が四方に氾濫し、有毒鉱滓が地下浸透した場所は、茨城・栃木・群馬・埼玉の四県とその下流の数万坪に達し、魚類は付近で死滅し、田園は荒廃し、数十万の国民の中には財産を失ってしまうものもあり、栄養失調となってしまうものもおり、あるいは、仕事を離れざるをえず、飢えて食べるものもなく、病になっても薬なきものがおります。老人や幼児は谷間に転がり、元気な大人はこの土地を去って、他国に流出しています。このような有様で、20年前の肥沃な田畑は今や見渡す限り雑草に覆われ、悲惨な荒野となってしまっています。
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