トルコでM7.2の大地震発生
2011-10-24




トルコで大きな地震があったそうですが、速報では震源の深さ7.2km 後に20kmに訂正ですか、そうですか。


以下引用 読売新聞

【カイロ=大内佐紀】米地質調査所(USGS)によると、トルコ東部で23日午後1時41分(日本時間同午後7時41分)ごろ、マグニチュード(M)7・2の地震があった。

 震源はイランとの国境に近いワン県で、深さは約20キロ。ロイター通信などは、トルコ地震研究所が死者数は500〓1000人規模に上るとの見通しを示したと伝えた。

[URL]


以下毎日新聞

トルコ地震:1200キロ断層の東で 76年にもM7.3

 トルコの地下では、ユーラシア大陸を乗せたユーラシアプレート(岩板)と、アラビア半島を乗せたアラビアプレートが衝突しており、地震が多く発生してきた。また、両プレートの衝突などで生じた長さ約1200キロの「北アナトリア断層」が、トルコ国内を東西に横断している。

 同断層付近では1939年以降、マグニチュード(M)7以上の大地震が、東から西へ移動するように連続して起きた。断層の西端に当たるイズミトで99年8月に発生したM7・4の地震では1万7000人以上が死亡した。

 今回の地震の震源に近いワンは、同断層の東端の延長上に位置するが、99年のイズミト地震を現地調査した遠田晋次・京都大防災研究所准教授(地震地質学)は「北アナトリア断層が直接の原因とは考えにくい」という。

 米地質調査所(USGS)によると、今回の地震は南北方向に力が加わり、地殻が上下にずれる「逆断層型」。これに対し、北アナトリア断層が起こす地震は、断層の南側と北側が横にずれる「横ずれ断層型」が特徴で、メカニズムが異なる。遠田准教授は「両プレートが衝突する地帯の地殻の中にある別の活断層が引き起こした地震ではないか」とみる。ワン付近では76年にもM7.3の地震が起きている。

 遠田准教授によると、トルコ東部は政情不安定で研究者が立ち入れないため、西部に比べて過去の地震の研究が遅れているという。建物の耐震構造も、同じ地震国の日本に比べると脆弱(ぜいじゃく)で、今回のように震源の深さが約20キロと比較的浅い「直下型地震」の場合は、とりわけ被害が大きくなりやすい

以上引用終わり

[URL]


以下USGS

Earthquake Details
This event has been reviewed by a seismologist.
Magnitude
7.2
Date-Time
Sunday, October 23, 2011 at 10:41:21 UTC
Sunday, October 23, 2011 at 01:41:21 PM at epicenter
Time of Earthquake in other Time Zones
Location
38.628°N, 43.486°E
Depth
20 km (12.4 miles) set by location program
Region
EASTERN TURKEY
Distances
16 km (9 miles) NNE of Van, Turkey
118 km (73 miles) N of Hakkari, Turkey
127 km (78 miles) SSE of Agri (Karakose), Turkey
929 km (577 miles) E of ANKARA, Turkey
Location Uncertainty
Error estimate not available
Parameters
Nph=0, Dmin=0 km, Rmss=0 sec, Gp= 0,
M-type=centroid moment magnitude (Mw), Version=1
Source
USGS NEIC (WDCS-D)
Event ID
usb0006bqc





さて、現在最も大きな地震が起きそうな地域が2つありました。

一つは、深海掘削船『ゾイディスリソリューション』が掘削しているコスタリカ

もう一つが、ヒュンダイ×エクソン・モービルの14000mの深さまで掘削出来る超深海掘削船『ディープウォーター・チャンピオン』が掘削しているトルコでした。


以下引用




エクソンの掘削船、トルコ黒海沿岸に向かう

24.01.2011


ヒュリイェット デイリー ニュース紙 - 石油業界最大手の米エクソン モービルの掘削船ディープウォーター・チャンピオンが、黒海での石油探査に向け、土曜に出航した。


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