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この部分が、欧州の一流デザイナーやファクトリー、そして生地メーカーが持っている真の強みでもあるのです。
彼らは、きちんと観察して、きちんとした答えを出している。
生地的にも立体としても。
それは、自然の色やカタチ、空の色や水の色、土の色などをしっかり観察し、捉えているから。
それを、そのまま表現する技術と文化があるからです。
かつての日本の着物文化というものも、そうしたものであったと筆者は思います。
カタチをフラットにして、生地や色の組み合わせで表現していくのが着物文化です。
それに対して、人に合わせた立体的な表現というのもあります。
これは、主に西洋で先に発達しました。
先に発達したわけですから、日本で発達していけないということはありません。
日本のデザイナーも、そのあたりが出来る人が徐々に増えては来ましたが、まだまだ少数派です。
特に日本の『ナチュラル系』と呼ばれるジャンルの人たちに、顕著に見られることが多いのですが、素材感を活かすことを考えるのは良いのですが、そこから先の観察が足りていないと感じることが多いです。
色や立体についても。。
自然観察(対象観察)による、生地や色彩がディテールの表現が出来るかどうか?
それが、人に対して効果(作用)を生むか?
生み続けるよううな、カタチや色や表現であるのか?
一流のデザイナーたちは、考え抜いています。
そして、微調整しています。
当店でも、その部分が若干足りないと思った場合には、カタチや色や質感のバランスを、ウォッシュをかけたり、スチームをかけたり、色を入れたり、カタチを整えたりして微調整しています。
服を着る人たちも、是非そうしたものを感じていただけたらな、と思います。
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