2015-12-29
少し前ですが、こんな記事がスプートニクに出ていました。
以下引用
イタリアでダーイシュ(IS)の資金を稼ぐ慈善基金の存在が暴露
2015年12月08日 21:10
マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF,資金洗浄を防止する政府間機関)はダーイシュ(IS,イスラム国)の思いがけない資金源を発見した。
ダーイシュはテロ活動への資金集めのために、なんと市民の同情を利用していたのだ。イタリアで見つかったジハード主義者(テロリスト)らの思わぬ資金源とは、シリアの児童に資金を集める慈善組織だった。
FATFはこの情報について独自の調査を行った。その結果について、FATFのデビッド・リュイス秘書官はRTからのインタビューに次のように語っている。
「この件に関する情報提供はイタリア政権からあった。イタリアはFATF創設時に加盟し、より活発な活動を行なうメンバーだ。このデーターは、非商業的な慈善組織が故意に、または故意ではなくテロリズムの資金活動に参加しうることを裏付けた。」
このスキームは次のとおり。欧州全土の多くの個人、法人がイタリアのある銀行にある慈善組織の口座に資金を送金した。そしてこの資金はトルコへと送られ、そこでダーイシュのリクルート員の口座から引き落とされた。このダーイシュのリクルート員は非商業組織の助けを借りてテロ組織のための資金を集めていたのだ。
ダーイシュがテロ活動の資金源に慈善組織を使っているというニュースはもちろんショッキングな話だ。だがテロリストらの資金源はこれだけには留まらない。
ダーイシュは石油や歴史遺産を違法に販売し、ゆすりや人質取引で1日に数百万ドルを稼いでいる。こうしたこと全てがダーイシュを世界で一番金持ちのテロ組織に仕立て上げている。
FATFのリュイス秘書官は、急進主義者への資金の流れを断つために必要な尽力を全ての国が行なっているわけではないとして、さらに次のように語っている。
「必要な措置を多くの国が無視している実態だ。法を採択し、テロ対策および調査のためにマネーロンダリング諜報活動機関を創設しておきながら、提案されている措置を効果的に実現しようとはしていない。特に資金凍結にこれが言える。我々が調べた結果、3分の2の国が国連のリストに入っているテロリストへの資金を未だに凍結していない。この措置を実現化している国も実現化をあまりに急いでいない。結果を出すためには分刻みで行動せねばならない。だが大多数の場合、政権が何かの策をとるまでには2日から1ヶ月が費やされる。そしてこの間に資本は跡形もなく消え去ることも稀ではない。」
以上引用
jp.sputniknews.com/europe/20151208/1287900.html#ixzz3tjZYJxG0
シリアの児童に資金を集める慈善組織か
それらの活動を検証する必要がありますね。
以下
【シリア難民緊急支援】寄付・募金が可能な機関・団体
更新日: 2015年09月29日
matome.naver.jp/odai/2137801932885181301
国連UNHCR協会
日本赤十字社
日本ユニセフ協会
国境なき医師団
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
NICCO:公益社団法人 日本国際民間協力会
オックスファム(Oxfam)
JEN
国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン
サダーカ
国連WFP協会
ピースウィンズ・ジャパン
AAR Japan[難民を助ける会]
まあ、どの組織が、どのような活動をしているのか?については、当ブログはよく分かりませんし、これら全てがいかがわしいわけではないでしょう。
ただ、良かれと思って預けた資金がテロリスト育成のためや戦争によって子供達を殺す資金源になっていたのでは目も当てられないわけですから、充分検証する必要があります。
当ブログでも、ユニセフやセーブザチルドレンのいかがわしさについては、散々やってきました。
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