昨日は春節(旧正月)ということで、現在アジア圏の多くは正月休みです。
昨日銀座に行ったら、ものすごい数の中国人観光客が居ました。
三越などは、もはや、日本人を探すのが難しいくらい。
中国は初任給14万円の時代に突入したそうで、勢いは止まりそうもありませんね。
旧正月っていつ? - 気になること、知識の泉
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さて、筆者は現在、アメリカ先住民の歴史について調べているところです。
『感謝祭』の元になった最初の英国人入植者を救ったアメリカ先住民達を滅亡させた黒過ぎるアメリカの歴史 ―
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のつづき
歴史を偏らないように立体的に把握するためには、大体同じ分野で30冊くらい本を読む必要があると思っているのですが、それくらいの数(どれも内容の濃いもの)を読むと、それぞれの主張の矛盾点とか、新たな視点みたいなものが出てきて立体的になってくるような気がします。
現在は15冊くらい読んだところですかね。
いろいろな事が段々と分かってきたところです。
今まで読んだ中だと、入門書としては、『アメリカ・インディアン―奪われた大地』 (「知の再発見」双書 (20)) 単行本 〓 1992/7
フィリップ・ジャカン (著), 森 夏樹 (翻訳)
が、読みやすくて分かりやすいです。
他にもあれこれ読んでます。
とはいえ、まだまだいろいろな所が分からない。
もちろん、本を読んだだけでは理解出来ないことも沢山あります。
ただ、確実な事を一つ申し上げると、日本人というか、アジア人は全員、アメリカ先住民の歴史について詳しく知ることが必要だということです。
アメリカの先住民が1万年以上の間、アメリカで何をしてきて、植民地化されていく中で何が起きたのか?
特に、アメリカの東側というのは、大陸の東側ですので、ユーラシア大陸の東側に極めて近い環境にあるわけで、そこには、東アジアの人達と同じような暮らし方をしていた人が大勢暮らしていたはずなのです。
その人達に何が起きたのか?
皆、知る必要があると思います。
事実上、米軍がアメリカ先住民の抵抗を抑え込んだ1890年には、数百万から数千万居たはずの北米の先住民は25万人にまで減らされてしまったのです。
その状況下で、世界征服に向けて動き出したのが、アメリカのマニフェストデスティニーです。
それと時を同じくしてユーラシア大陸東側での戦闘が激化していくわけですから。
たぶん、この歴史を見つめないと見えてこないことが沢山あると思います。
『アメリカインディアンの歴史』 グレッグ・オブライエン著によれば
メキシコを除く北アメリカの人口は、800万人から1200万人、最大推定で1800万人と考えられている。メキシコと中央アメリカには、2000万人、南アメリカとかリブ諸島は、それを上回る人口があり、接触以前の南北アメリカ大陸には、トータルでおおよそ4300万人から6500万人の人が住んでいたと推測される。
以上引用
このあたりが、現在の歴史学による推定人口なのですが、筆者は、北米には、もっと多くの先住民が住んでいた可能性もあると考えるようになりました。
世界中で様々な悲惨な戦争や虐殺が起きましたが、たとえば南京大虐殺とか毛沢東の大粛正と呼ばれるものがあったとして、現在の中国の人口はどのくらいですか?
13億人とか居るわけです。
全く人口は減っていないどころか増えています。
この数字は現実です。
中南米においても、様々な事が起きたとされていますが、やはり、先住民や混血者の人口は、かつての植民地時代よりも増えています。
しかし、北米においては、先住民は、ほぼ壊滅しているのです。
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