東京大空襲(東京ホロコースト)の日に考えるアメリカの歴史
2016-03-10


自分たちの宗教的理想に必要なもの以外は排除出来る『自由』が、アメリカ入植者達の建国の大元になっていることがわかります。

これは、完全な『非寛容』ですし、カルトそのもので危険です。


また、アメリカ合衆国独立のきっかけになったのは、以下のことだったようです。


以下引用

アメリカ大統領の歴史大百科より

 ジョージワシントンの曾祖父のジョン・ワシントンは、「タウンテイカー=町取り男」と呼ばれた。法的昨術を利用して、インディアンの土地を奪ったのである。

中略

1763年、対仏戦争が終わると、英国国王の布告によって、オハイオ準州が広大なインディアンの土地とされた。そこより西への拡大が禁止されたのである。自身、この地域に権利を持ち、アメリカの西進政策を必須と考えていたワシントンにとって、この布告は、北米の将来に対する不当な介入の象徴となった。

英国軍の上司たちに立腹したワシントンは、次いでロンドンの商人にいいようにあしらわれ、国王が最後には内陸部の土地をヴァージニアの上流層にではなく、英国人に与えるのではないかという猜疑心にかられた。

以上引用

要は、条約によってアメリカ先住民の土地とされた場所を植民者達が自由に征服するために、アメリカの独立戦争は行われたのである。

これは、植民地を作っていたイギリスと、主に毛皮交易を先住民としていたフランスとの争いになったフレンチインディアン戦争において、イギリス側について闘ったアメリカ先住民に対する領土の保証として行われた布告だったわけですが、入植者達は、自分たちが領土を広げることが出来なくなる布告であるために、それに反対したのです。

つまり、アメリカの独立というのは、イギリスとアメリカ先住民の間で交わされた領土の保証を取り去って侵略するために行われたのです。

アメリカ独立の自由というのは、そもそもこういう事なんですね。

アメリカ先住民達は、自分たちの権利を守るために戦争に狩り出され、結果として、負けた方は滅ぼされるか奴隷にされ、勝った側は、勝ち取ったはずの権利は無効にされ、結局滅ぼされています。

これがアメリカの歴史です。


こういう歴史を見ると、戦争しないで別の闘い方(合法的な)をしないと権利は守れないということが分かってきますね。
実際、日本は戦争したために植民地になったわけですし。


たとえば、東京大空襲や広島・長崎の原発投下は、国際法上の人道主義に違反する重大犯罪であることは明らかなので、提訴して徹底的に闘うべきなのです。(それらを指揮したカーチス・ルメイを、よりにもよって国家勲章を捧げたのが、この国の姿ですが。。)


アメリカの人道的犯罪を世界やアメリカ国民自身に認めさせないから、彼らは調子に乗って他国を爆撃し続けているのです。

また、大量破壊兵器があると嘘付いて他国を爆撃して沢山の無実の市民を殺害したブッシュやラムズフェルドやチェイニー達は、殺人罪で当然起訴され処罰されるべきなのです。当たり前でしょう。

その他にも違法な殺人は、山ほどあります。

裁判だけでなく、他にもやれることは沢山あるでしょう。



こんな法律も出来てます。

以下引用

1705年
マサチューセッツ湾植民地、白人と黒人の異人種間の結婚を違法と宣言
いかなる牧師もそのような結婚をとり行えば50ポンドの罰金を課せられた。この禁止は1843年まで効力を持っていた。異人種間の結婚禁止法は1843年に廃止された。

以上引用
アメリカ史を読む年表辞典
新大陸発見ー18世紀  中村甚五郎 より


以下引用

奴隷性の成立と異人種婚禁止


続きを読む
戻る
[ホロコースト]
[歴史]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット