2018-01-20
2017-18シーズン、サッカー欧州リーグで活躍する日本人達 通信簿その3
この記事は、2017年終了時点の記録を元に書いたものです。
UEFAカントリーランキング5位のフランス・リーグアン3位(2017年終了時点)(現在は2位)のマルセイユに所属している酒井宏樹も、欧州で最も活躍している日本人選手の一人だと思います。
出場17試合、先発15試合 出場時間1378分の文字通りの主力であり、現在は、リーグアン屈指のサイドバックとして広く認められている存在。
財政問題で主力を大量放出しなければならなかったマルセイユが、現在の順位で居られるのも、酒井宏樹選手の存在抜きには語れないと思われます。
恐らく、現時点の評価額では、日本代表で最も高額な選手なのではないかなと。
酒井宏樹選手に関しては、立ち姿が美しくなった印象がありますね。
これは、筋肉や身体の使い方が理にかなっていることからくるものと思われます。
代表でも完全に主力なのは、誰が見ても明らかでしょう。
左サイドバックで使われている試合もちらっと見ましたが、正直左サイドバックは無いかなという感じでした。(右足で処理する癖が完全に身に付いています)
UEFAカントリーランキング7位のポルトガルで12位のポルティモネンセで活躍する中島翔哉選手も、欧州で最も活躍している日本人選手の一人と言えそうです。
出場11試合、先発11試合、出場時間 953分ながら、6得点は、得点ランキング7位
チームの完全な主力であり、その活躍ぶりから、欧州チャンピオンズリーグ常連の強豪ポルトからもオファーが届いおり、さらにフランクフルトやサンテティエンヌ、ボルドーなどからもオファーが届いていると伝えられています。
小柄ですが、身体はしっかりと鍛え抜かれていて当たり負けしませんし、守備も出来るし、走り回ることも出来ますし、スピードもあり、自力でもコンビネーションでも突破可能、更には左右両方とも可能と、非常に使いやすい選手なので、現在代表に呼ばれていない選手の中では、最もワールドカップ本番に近い選手かもしれません。
年齢も23歳と、最も力の出せそうな年齢です。
UEFAカントリーランキング8位のベルギーリーグ5位のAAゲントに所属する久保裕也選手は、6得点と、開幕の不調から立ち直り、本来の得点力を見せているようです。
やはり、久保選手の問題点は、守備力と戦術理解能力でしょう。
トラップや動きだし、シュートのテクニックなどは、日本代表の中でもトップクラスの選手だと思います。
同じくベルギーリーグ10位のワースラント・ベフェレンに所属している森岡亮太選手は、開幕から絶好調で、21試合連続でスタメン起用、さらにリーグ前半戦で7ゴール8アシストを記録
これは、得点ランキング9位、アシストランキング2位であり、現地のテレビ局が発表する前半戦のベスト11にも選出と文字通りの大活躍。
森岡亮太選手に関しては、守備力をつけることと、もう一つはリーグの試合の強度のことがあり、もっと上のレベルだとどうか?ということです。筆者が見たところ、ベルギーリーグのレベルは、Jリーグと同じくらい。
ただ、ベルギー出身の選手で、世界のトップクラブの主力は10人以上居るわけで、その予備軍の中でプレー出来ていることは確か。可能性はあると思います。
UEFAカントリーランキング10位以下の国だと、オランダ・エールディビジ9位のSCヘーレンフェーンでプレーする小林祐希選手は、出場18試合、先発18試合、出場時間1625分の主力で1得点
小林祐希選手もプレービジョンがあり、可能性のある選手なんですよね。特にニュージーランド戦の後半の攻撃力は、ハリルジャパンの中でも最大級だったと思います。
13位のFCフローニンゲンでプレーする堂安律選手は、出場13試合、先発12試合、出場時間917分で3得点。
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