サッカー日本代表ハリルジャパン国際親善試合マリ戦分析
2018-03-26


サッカー日本代表ハリルジャパン国際親善試合マリ戦ですが、結果は1〓1

いくつか書いておくべきことがありますが、まずマリは決して弱いチームでは無いということが一つ。

今回のマリ代表は、2015年のU20ワールドカップで3位になったメンバーを中心とした新生の代表。
言わば、マリの黄金世代のメンバー、日本でいうとトルシエジャパンみたいなチームです。

当時のフル代表よりもユースメンバーの方が強かったわけです、トルシエジャパン。

今回のマリも一緒です。

2015年のU20ワールドカップ
グループリーグ
マリ1〓1ウルグアイ
マリ0〓2セルビア
マリ2〓0メキシコ

決勝トーナメント
マリ3〓0ガーナ
準々決勝マリ1〓1ドイツ PK勝ち
準決勝マリ延長1〓2セルビア
3位決定戦マリ3〓1セネガル

準優勝したセルビアに負けただけで、若年層で強いメキシコ・ガーナ・セネガルを圧倒
ドイツやウルグアイにも引き分けてます。
強いです。


ヒドい試合だったという意見が多いですが、ミスも多くてあれですが、このメンバーにしては、守備力アップしてましたよね、前より。


あくまでテストなので、あれなんですけど意外な先発メンバーでした。
以下は先発メンバー

     大迫
宇佐美  森岡   久保
  大島    長谷部
長友 槙野 昌子 宇賀神
     中村航

なんというか、今まで守備出来ませんでしたメンバー集めましたという、どれだけ守備力アップしたのかテストみたいな。

前よりは大分良くなってますよね、守備力。
久保も宇佐美も森岡も、どれだけ守備が無茶苦茶だったか考えると感慨深い。

もちろん相手のレベルというのもありますけど、すごく守備が強いわけではないが、明らかな弱点というほどでも無くなったかなという印象。(本番選ばれるかは別として。。)


で、普通は、強い相手には厳しそうな大島のボランチ。

これも、結構機能してました。怪我するまでは。。

やはり、大島25歳、怪我がねえ。。

なんかこれ、かなり攻撃的なメンバー選考ですよね。

あえて、攻撃的なメンバー使いました。というテストでしょう、これ。


おそらくなのですが、グループリーグの中で一番強いのはコロンビア。
コロンビアと初戦、負ける可能性もある。

そうした中でセネガルとやった場合、勝たなくてはいけなくなる。
それを見越したテストだったのかなあと。


今までのハリルジャパンというのは、ものすごく強い相手に対して、守備を強くしてカウンターで点を取ろうというサッカーをやろうとしてきたわけです。
ジャイアントキリング出来るチームですね。

ところが、実際、ワールドカップの抽選で引き当てたのは、優勝候補の強豪チームではなく、ベスト8まで躍進しそうな、ジャイアントキリングしそうな伏兵が3カ国そろったみたいな。

しかも、コロンビア、セネガル、ポーランド3カ国とも得意なのはカウンター。

どうする?みたいな

さらに言えば、3カ国とも強烈な個のある選手を抱えていて、たとえ100%の力で守備したとしても、失点する可能性の高いチームなわけです。

たとえば、コロンビアは優勝候補の一角であるフルメンバーのフランス相手に3〓2で勝ってましたが、ほんのわずかな相手のミスを見逃さず、強烈なカウンターであっさり点取ってます。

今まで、ワールドカップ予選で全く使われていなかったキンテーロとか出てたし、誰が出てくるか謎ですしね。

コロンビアには、アスプリージャとかジャクソンマルティネスみたいな、強烈にスピードのある選手が何人も居るのが普通。


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