当ブログは、アベッチがオバマとの会談で帰国した時から、TPPは、後から交渉に参加する国は今まで締結した条約を変更出来ないことを書いていたわけですが、ついに東京新聞も大々的に報じ、国会でも大々的な論争が起こりました。
TPP参加に極秘条件 後発国、再交渉できず
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環太平洋連携協定(TPP)への交渉参加問題で、二〇一一年十一月に後れて交渉参加を表明したカナダとメキシコが、米国など既に交渉を始めていた九カ国から「交渉を打ち切る権利は九カ国のみにある」「既に現在の参加国間で合意した条文は原則として受け入れ、再交渉は要求できない」などと、極めて不利な追加条件を承諾した上で参加を認められていた。複数の外交関係筋への取材で七日分かった。
以上東京新聞
全文はリンク先
以下日本農業新聞より引用
TPP新規参加国に不利な条件? 追及30回超も政府答弁せず 衆院予算委 (2013年03月09日)
TPP交渉に遅れて参加したカナダとメキシコが、著しく不利な参加条件を課せられた可能性がある問題で、政府は8日の衆院予算委員会で、事実確認を求める質問に「コメントする立場にない」との答弁を繰り返した。追及は30回超に及んだが、政府は答えを終始避けた。日本も両国と同様の極めて不利な条件をのまされる恐れがあり、重大な情報をひた隠しにしたまま交渉参加に前のめりの政府に、不信感が広がりそうだ。
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で、昨日はWBCで、なぜか野球が延長大熱戦。
ニュースステーションは、やたら遅れて、その報道は、たったの30秒でしたね。
朝日新聞にいたっては、いまだに報じません。
当ブログは、朝日にもまともな記者が沢山居ることは知っているので、がんばってくださいねとしか言いようが無いのだが。
TPPに参加すると、日本のマスコミもパージされる=乗っ取られると思うよ。普通に考えて。
だってISD条項だもの。
カナダもメキシコも一回も米国に勝ててないですよ、訴訟。
だからね、いくらそっちから金もらってたとしてもダメなんだって。
自分たちで自分たちの首を締めているのが分からないのかね??
以下日本農業新聞より引用
TPP交渉で政府分析 米大統領に決定権なし 議会 修正で締結困難 (2013年03月09日)
米国のオバマ大統領は現状では環太平洋連携協定(TPP)交渉の決定権を持っておらず、交渉相手国と協定をまとめても議会によって多様な修正を受け締結困難となる可能性が高いと政府が分析していることが分かった。外務省が、作成した資料に明記している。安倍晋三首相はワシントンで2月22日(日本時間23日未明)に行った日米首脳の共同声明を受けて「聖域なき関税撤廃でないことが明確になった」として交渉参加に前のめりな姿勢を示しているが、共同声明では何も保証されていないことがあらためて露呈した格好だ。
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以上のように、オバマ大統領にも権限が無いわけです。
なにしろ、交渉内容さえ詳細に知らない可能性があるそうですから。
で、アベッチが、14日か15日にTPP交渉参加表明を予定しているという記事が出てます。
以下日本農業新聞
自民対策委 13日に提言首相、参加是非 来週後半判断も (2013年03月09日)
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