サッカー日本代表ザックジャパン 最新メンバー発表と2バックシステムによる守備と攻撃の強化について
2013-08-31


われわれは守備一辺倒でやる戦いはしていないから、チーム全員が攻撃と守備をしっかりとこなすことが大切になってくる。就任当初は決定力不足と言われてきた。まずはその問題点を改善しようということで、着手してきた。そこはある程度、整備できたと思っているので、これからは守備の部分を改善していこうと思っている。DFラインの選手たちを本当に心の底から信頼をしているし、「世界中の選手を取っていいよ」と言われても、そんなに大きくは代えたくないと思っている。」

以上インタビューより引用


というわけで、ザッケローニは、守備陣を変えるつもりが無いようです。
選手を信頼する。これは、ある意味、監督にとって必要なことでもあるので、今回当ブログは、このザッケローニが信頼するメンバーで、出来るだけ強いやり方を考えてみたいと思います。


ベースとなるのは、3−0で完敗したブラジル戦のメンバー

     岡崎
香川   本田   清武
  遠藤    長谷部
長友 今野 吉田 内田
     川島

このメンバーから、内田を伊野波にチェンジします。(内田でも可能といえば可能なのですが、センターバックとして使うので)

4-2-3-1
     岡崎
香川   本田   清武
  遠藤    長谷部
長友 今野 吉田 伊野波
     川島

この状態から長友を前に上げて3バックぽくするのが、ザックジャパンの通常パターン
      
 香川  本田  岡崎
長友 遠藤 長谷部 清武
  今野 吉田 伊野波
     川島

今回、これをさらに強い相手に対してポゼッションサッカーするために改造します。

それは、日本がポゼッションしている時に、吉田を前に上げて2バックにすることです。

 香川     岡崎
     本田  
長友 遠藤 長谷部 清武
     吉田
  今野   伊野波
     川島

こうなります。
当ブログは、よく考えた結果、この布陣が一番良いという結論に達しました。

2バックですが、このメンバーでやる4バックよりも、むしろ守備が強化されると思います。

利点は
まず、吉田+今野のセンターバックに見られるカウンターへの甘さが無いこと。

今野=前に出る守備が得意。短いパスが得意で、自身が攻撃参加も出来る。
伊野波=カバーリングが得意でスピードがある。ロングフィードが上手い。
という、センターバックのバランスが良くなり。

なおかつ、吉田の長所=高さがあって技術があり、バランス感覚に優れている。という特徴を活かし、ヘディングの競り合いを吉田が出来る。

センターバックが、サイドへ引き出された際に、カバーし、なおかつ高さ対策が出来る。
吉田の弱点である、突破された時の弱さ、引き出された時の弱さを、後ろに2センターバックが居ることにより、カバーすることが可能。

つまり、安心して吉田がプレーすることが出来る。

ということ。

そして、吉田がアンカーの位置に入ることで、遠藤や長谷部が本来の能力を活かせるはずです。

強い相手に、主導権を握ってサッカーをするなら、センターバックの枚数減らす必要があります。

で、中盤に人数を増やして、パスのコースを作り、ボールを奪われないようにする。
そして、ボールを奪われたら、素早く前線から守備をするということです。
全体で守るわけです。


この布陣の最大の弱点は、当然のことながら、2センターバックの両サイドということになります。

中央はアンカー含めて3枚で守っていますし、センターバックにスピードがありますから、簡単にカウンターは受けません。


ですから、当然のことながら、相手は両サイドを狙ってカウンターを仕掛けてきます。

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