サッカー日本代表ザックジャパンですが、運命のコロンビア戦、なぜ負けたのか詳細分析1/2
2014-06-26


さて、サッカー日本代表ザックジャパンですが、なぜ負けたのか考えてみましょう。

一番明白な理由は、コロンビアが強かったからですね。

それは、エースのファルカオを怪我で欠いていて、先発を8人入れ替えても、まだ強かったということです。

ただ、コロンビアが強かったということにオドロキはありません。今回のコロンビア代表は、相当強い。見てれば分かります。
強くなかったら、南米予選を2位で通過出来るはずがないです(南米予選は総当たりのため、実力がはっきり出ます)


当ブログが読み違えていたのは、コロンビアが本気で勝ちに来ないだろうということです。

コロンビアが1位通過すれば、次の対戦相手は南米チャンピオンで南アフリカワールドカップベスト4のウルグアイ。
そこを勝ち抜いても、今大会、どう考えても一番強そうなブラジルと当たります。


一方、2位通過なら、ベスト16で当たるのは、コスタリカですよ。
普通は、どう考えても2位通過を望みます。

なので、本気で来ないから勝てるだろうと思ったのです。

しかし、コロンビア、バリバリの本気モードでした。


で、なんでこうなったのか?考えると、前半でギリシャ対コートジボワールが、ギリシャの1〓0で終わってからですね。

ギリシャが勝つか引き分けると、コロンビアは、日本に負けても1位通過になってしまいます。

なので、負けても意味ないので、後半からエースのハメス・ロドリゲスを使って勝ちにきたのではないかと。

スタメン8人入れ替えてますから、状態もフレッシュでしたし、余計に強かった。

それと、コロンビアというお国柄、マフィアの賭けの対象になっていて、負けることが許されなかった可能性もあります。

昔、オウンゴールした選手が射殺されるという痛ましい事件が起きていますし。


ただ、いずれにせよ、結果的にコートジボワールに勝利したギリシャが勝ち抜けているわけで、日本に勝ち抜けのチャンスは十分にあったことは確かです。


なので、この試合、もったいないことをしてしまったと思います。


さて、この試合ですが、前半戦は、非常に良かったと思います。
先制されたとはいえ、良い時間帯で追いつきましたし、良い試合運びをしていたと言えるでしょう。


問題は、ハーフタイムの後です。

なぜか、ハーフタイムの後に、動きが重くなっているのです。

これは、コンフェデ杯の時にも見られた現象です。

当ブログは、ハーフタイムの過ごし方、水分やミネラル、栄養補給、ストレッチなどのやり方に問題があったのではないか?と考えています。

で、昨年のオランダ戦あたりから、後半の入り方が良くなったので、この問題は解消されたのだと思いましたが、どうも、本番でまた同じように動きが重くなっているのです。

これは、敗因の大きな一つだと思います。

もう一つは、相手の戦術的な変化に対応出来ないことです。

コートジボワール戦で、ドログバ投入後のフォーメーションの変化に対応出来ずに2失点

ギリシャ戦では、相手のワントップが下がって守備に入ったことに対応出来ずに、無得点

コロンビア戦では、相手のエース、ハメスロドリゲス投入に対応出来ませんでした。


問題の後半勝ち越された2失点目のシーンですが、その前に、かなり攻め込まれています。
ピンチが再三続きました。

ピンチのあとに、長谷部にボールが渡り、長谷部がドリブルで持ち上がり、本田にパス、右サイドに岡崎がフリーで居るにも関わらず、本田が、ターンをしてボールを取られ、カウンターを食らっています。

この結果、守備組織が整っていない場面で、カウンターを食らって失点。

この場面、2つの選択肢があったと思います。


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