ほとんどは、1970年代以降なのだそうです。
1973年に都市計画法典
年表2:フランスの景観制度
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すっきりとした街並み、消えた電線の謎に迫る。 フランスの景観はなぜキレイ?
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「フランスの景観を読む 保存と規制の現代都市計画」(鹿島出版会)/和田幸信
も参考に
特に重要視されたのが、歴史的建造物周辺の景観の保全です。
重要な歴史的建造物周辺の町並み整備が厳しく法規制されたからこそ、観光客が来るようになったのです。
そして、食べ物に関しても、厳重な法律によって守られています。
たとえば『ブーランジェリー』『ブーランジェリー・アルティザン』と名乗れるのは、ある一定の伝統的な手法で作られてパン屋だけなのです。
偽物はパン屋と名乗ることが出来ないということです。
他にも様々な法律によって守られています。
だから、地方の昔からの技法の工場や店が生き残っていくことが出来るのです。
これが、その土地の武器になっている。
これも、意図的にやったのです。
今、『スパゲティナポリタン』と名乗るなとか、パルメザンチーズと書くな
とか、EUとのEPA交渉で話し合われているようですが、ナポリに、あんなケチャップまみれの物体は存在しません。あれは、GHQパスタです。
クラフト社のパルメザンチーズも、全然パルメザンチーズでは無いわけですから、そういった声が出てくるのは当たり前のことなのです。
フランスでは、大手資本が農民を潰そうとすると、農民達がトラクターを運転して、道路封鎖します。
初めて見た時にはたまげました。
日本は、本来、昔から人が住んでいるわけですから、当然、南欧の国々のように、人々の生活に直結する第一次産業や衣食住が保護されるべきでしたが、その正反対を歩んでしまっています。
その究極がTPPです。
私達の国は、長い歴史と文化があるわけですから、米国式のTPPは全く合わないのです。
日本の良さを引き出して、観光客も1億人来てくれるような国作りをしていくこと。
自分たちが幸せになり、結果として他国の人も同じように幸せに出来るような国作りをしていくことこそが、現在求められていることです。
筆者は最近、外国人観光客の視点で日本を見てみようと、ガイドブック片手に街を回ってみたりしています。
もっと、自分の住むところの利点と弱点を客観的に知りたいので。
昔、世界を旅していた時には、たぶん現地に住む人たちには気付かなかったその土地の良さを理解していたと思いますので
そういうふうに日本を見ていくと、もっと日本を魅力的にするにはどうすれば良いのかが見えてくると思います。
日本において、外国人観光客が行って後悔したという意見が一番多かったのが、
1位、六本木
2位、東京ディズニーランド
3位、皇居(入ることが出来ないから)
4位、札幌市時計台
5位、東京
だそうです。
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1位は、米国のお膝元六本木
2位はネズミーランド
つまり、外国人は、日本にアメリカンなものを求めていないということ。
当たり前である。
外国人観光客は何を期待して日本に来ている?国別の傾向をグラフ化してみた。
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も参考に
一方で、景観を改善する努力をした東京近郊埼玉にある川越
川越の観光客数、過去最高657万人 外国人も70%増加
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