福島県が、甲状腺治療の費用負担 およそ900人か?
2015-06-24


こんなニュースが

以下引用


福島県、甲状腺治療の費用負担 診療データ収集も

 東京電力福島第1原発事故の当時18歳以下だった
福島県の全ての子どもに対する甲状腺検査で、
県は23日、治療や経過観察が必要とされた人の医療費の
自己負担分を全額支援すると発表した。

 対象は、詳細調査で甲状腺にしこりなどが見つかり、
がんの疑いがあるとされた人やがんと確定した人で、
県は今年3月末時点の調査から900人程度と見込む。

 7月上旬から申請を受け付ける。
これまでに負担した医療費を証明できる書類のほか、
甲状腺がんが増えているかどうかを調べる目的で、
診療データの提出も求める。

2015/06/23 17:59 【共同通信】
以上引用
47news.jp/CN/201506/CN2015062301001800.html


甲状腺の異常は、チェルノブイリの結果から当然予想出来たことですが、福島県も認め始めたみたいですね。

あとは、甲状腺治療として何やるかが問題になってきます。

抗がん剤を使うと、取り返しのつかない癌に発展する恐れが大きいです。

以下過去記事より

抗がん剤に関する優れたサイトがありました。
[URL]


現在も使われている抗がん剤、メルファランは化学兵器です。
国内の公的な研究機関が、化学兵器として分類しています

中略

カリフォルニア大学バークレー校
The Carcinogenic Potency Database (CPDB)のデータ


Rats and Mice: Cancer Test Summary
TD50 (mg/kg/day)
Nitrogen mustard(CAS 51-75-2) Rat 0.0114

Melphalan(CAS 148-82-3) Rat 0.0938

Ethyl alcohol(CAS 64-17-5) Rat 9110

The Carcinogenic Potency Database (CPDB)
potency.berkeley.edu/
データの一部を、引用して表を作成


この発癌試験においては、試験動物の半数が発癌に至った、1日平均投与量がTD50です。
TD50は、試験動物の体重1kg当たりの1日平均投与量で示されます。

例えば表中のMelphalanはRat 0.0938となっていますが、これは複数のラットにメルファランを投与し半数が発癌に至った、1日平均投与量が0.0938mg/kgであった、という意味になります。
参考までに、料理で使う計量スプーン、小さじ一杯で5000mgです。
エチルアルコールは半数が発癌に至った、1日平均投与量が9110mg/kgであった、という意味になります。

以上引用
[URL]



Nitrogen mustardナイトロジェンマスタード(CAS 51-75-2) Rat 0.0114mg/kg

たったの、0.0114mg/kg で半数が癌になる物質って、それは。。
やはり化学兵器ですね。


これを治療に使ったとすると、ほとんどの場合、当然死にますね。


おそらく、歴史的に、ものすごく沢山の方が、ナイトロジェンマスタード(マスタードガス)による癌治療で亡くなっているはずです。

筆者の記事
広島原爆投下と抗がん剤開発 その1 なぜ原爆の被爆被害の調査は、『ABCC調査』だったのか? ―
[URL]
も参考に


では、現在使われているメルファランはどうか??


1日平均投与量が0.0938mg/kgで半数が癌になってます。
なので、メルファランは、ナイトロジェンマスタードよりも、ほんのちょっと癌になりにくくなってますね


しかし、これにしても、1日平均投与量が0.0938mg/kgということは、体重50キロの人だと0.0938x50=4.69mgの投与で半数が癌になっているわけですから、通常の癌治療の投与分で、明らかに癌になるはずです。


この薬剤でも、相当数の死亡があることは間違いないでしょう。


メルファランも化学兵器です。


このリンクも重要です。

がんの促進

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