こんなニュースが
以下引用
福島県、甲状腺治療の費用負担 診療データ収集も
東京電力福島第1原発事故の当時18歳以下だった
福島県の全ての子どもに対する甲状腺検査で、
県は23日、治療や経過観察が必要とされた人の医療費の
自己負担分を全額支援すると発表した。
・
対象は、詳細調査で甲状腺にしこりなどが見つかり、
がんの疑いがあるとされた人やがんと確定した人で、
県は今年3月末時点の調査から900人程度と見込む。
・
7月上旬から申請を受け付ける。
これまでに負担した医療費を証明できる書類のほか、
甲状腺がんが増えているかどうかを調べる目的で、
診療データの提出も求める。
・
2015/06/23 17:59 【共同通信】
以上引用
47news.jp/CN/201506/CN2015062301001800.html
甲状腺の異常は、チェルノブイリの結果から当然予想出来たことですが、福島県も認め始めたみたいですね。
あとは、甲状腺治療として何やるかが問題になってきます。
抗がん剤を使うと、取り返しのつかない癌に発展する恐れが大きいです。
以下過去記事より
抗がん剤に関する優れたサイトがありました。
[URL]
現在も使われている抗がん剤、メルファランは化学兵器です。
国内の公的な研究機関が、化学兵器として分類しています
中略
カリフォルニア大学バークレー校
The Carcinogenic Potency Database (CPDB)のデータ
Rats and Mice: Cancer Test Summary
TD50 (mg/kg/day)
Nitrogen mustard(CAS 51-75-2) Rat 0.0114
Melphalan(CAS 148-82-3) Rat 0.0938
Ethyl alcohol(CAS 64-17-5) Rat 9110
The Carcinogenic Potency Database (CPDB)
potency.berkeley.edu/
データの一部を、引用して表を作成
この発癌試験においては、試験動物の半数が発癌に至った、1日平均投与量がTD50です。
TD50は、試験動物の体重1kg当たりの1日平均投与量で示されます。
例えば表中のMelphalanはRat 0.0938となっていますが、これは複数のラットにメルファランを投与し半数が発癌に至った、1日平均投与量が0.0938mg/kgであった、という意味になります。
参考までに、料理で使う計量スプーン、小さじ一杯で5000mgです。
エチルアルコールは半数が発癌に至った、1日平均投与量が9110mg/kgであった、という意味になります。
以上引用
[URL]
Nitrogen mustardナイトロジェンマスタード(CAS 51-75-2) Rat 0.0114mg/kg
たったの、0.0114mg/kg で半数が癌になる物質って、それは。。
やはり化学兵器ですね。
これを治療に使ったとすると、ほとんどの場合、当然死にますね。
おそらく、歴史的に、ものすごく沢山の方が、ナイトロジェンマスタード(マスタードガス)による癌治療で亡くなっているはずです。
筆者の記事
広島原爆投下と抗がん剤開発 その1 なぜ原爆の被爆被害の調査は、『ABCC調査』だったのか? ―
[URL]
も参考に
では、現在使われているメルファランはどうか??
1日平均投与量が0.0938mg/kgで半数が癌になってます。
なので、メルファランは、ナイトロジェンマスタードよりも、ほんのちょっと癌になりにくくなってますね
しかし、これにしても、1日平均投与量が0.0938mg/kgということは、体重50キロの人だと0.0938x50=4.69mgの投与で半数が癌になっているわけですから、通常の癌治療の投与分で、明らかに癌になるはずです。
この薬剤でも、相当数の死亡があることは間違いないでしょう。
メルファランも化学兵器です。
このリンクも重要です。
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