2016-08-20
こんなニュースが入ってきました。
以下引用
クリントン氏とNYタイムズが共謀して戦争犯罪を隠蔽
クリントン氏の電子メールから、アメリカの戦争犯罪を隠蔽するための同氏とニューヨークタイムズとの共謀が明らかになりました。
グローバル・リサーチのサイトは18日木曜、アメリカ大統領選挙の民主党候補のクリントン氏の電子メールについて、「クリントン氏に送信された電子メールのひとつで、ニューヨークタイムズのマイケル・ゴードン記者が政府に対して、この新聞はイラクにおけるアメリカの戦争犯罪に関する報道を規制すると約束していた」と報じました。
この報道によりますと、ゴードン記者は2010年、アメリカの国務省の関係者と極秘に会談しました。この会談は、ウィキリークスがイラク戦争に関する機密文書を公表しようとした際に行われました。
電子メールの一部でははっきりとニューヨークタイムズが政府の政策に従って自社の方針を調整しているかが示されています。ゴードン記者は、国務省関係者との会談で、「イラクにおけるアメリカの犯罪に関するウィキリークスの文書について、イラクでのイランの役割、民間人の死者数、さらに収監者への拷問といった問題を中心に報じるつもりだ」と述べていました。
以上引用
parstoday.com/ja/news/world-i14989
なるほど〓
ニューヨークタイムズのマイケル・ゴードン記者ってどんな人?
検索したら、こんな記事が出てきました。
以下引用
2010年06月03日(木) 牧野 洋 イラク戦争に火をつけた「大量破壊兵器」スクープは「御用記者」の誤報だった
映画『グリーンゾーン』のモデルになった米国政府の情報操作牧野洋の「ジャーナリズムは死んだか」より
前略
世界同時多発テロから1年後の2002年9月に時計の針を戻してみよう。
開戦を決定づけたスクープ
ニューヨーク・タイムズのミラーは、同僚のマイケル・ゴードンと連名で、同月8日付の1面トップ記事を書いた。「フセインは原子爆弾の部品調達を急いでいる」との見出しで、こう書いている。
「複数のブッシュ政権高官によると、サダム・フセインがWMDの放棄で合意してから10年以上経過したイラクで、核兵器開発に向けた動きが活発になってきた。同国は原子爆弾製造に向け、ウラン濃縮用の遠心分離機に使われる特殊なアルミニウム製チューブを購入しようとしている。(中略)WMDの決定的証拠はきのこ雲になるかもしれない。」
同じ日、ディック・チェイニー副大統領、コンドリーザ・ライス国家安全保障担当大統領補佐官、ドナルド・ラムズフェルド国防長官がそれぞれ違うテレビ番組に登場し、「サダム・フセインはWMDを保有しているのは間違いない」などと宣言した。
チェイニー、ライス、ラムズフェルドの3人がそろって"証拠"として言及していたのが、ミラーが書いた記事だった。
数日後、ジョージ・ブッシュ大統領が国連総会で演説し、「イラクは高強度アルミニウム製チューブを購入しようとしている。核兵器入手に躍起になっている動かぬ証拠」と断じた。
翌年の2003年3月の開戦まで、ブッシュ政権がイラク戦争を正当化するうえで、ニューヨーク・タイムズが"特報"したアルミニウム製チューブ問題が格好の材料として使われるようになった。
ミラーが「WMDは存在する」との記事を書いたのは、2001年から2003年にかけてだ。2003年春にはイラク駐留アメリカ軍の従軍記者になり、「開戦前夜にWMDを撤去、イラク人科学者が証言」との見出しで、「生物・化学兵器の証拠をつかんだ」と報じた。『グリーン・ゾーン』に登場するデインも従軍記者として描かれている。
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