米国立衛生研究所、インフルエンザなど致死性ウイルスの製造研究再開を認めると発表
2017-12-21


これ、極めて危険だと思います。

以下引用

米政府、致死性ウイルスの製造を解禁
2017.12.20 Wed posted at 11:45 JST

米政府が致死性ウイルスの製造を解禁
(CNN) 米国立衛生研究所は19日、インフルエンザなど致死性ウイルスの製造研究再開を認めると発表した。「公衆衛生を脅かす病原体の急激な進展に対し、戦略と効果的な対策」を確立するための研究が必要だとしている。
国立衛生研究所のコリンズ長官はウイルス研究に関する新しい枠組みを打ち出し、現時点で3種類のウイルスについて、研究にゴーサインを出した。ただし、科学的審査委員会で、リスクを上回るメリットがあると判断した場合に限って認めるという条件を付けた。
インフルエンザウイルスと、重症急性呼吸器症候群(SARS)および中東呼吸器症候群(MERS)に関する研究は、これまで3年間にわたって一時的に禁止されていた。こうしたウイルスについては、もし新型ウイルスが適切に保管されず、研究施設から流出すれば、何百万もの生命が危険にさらされかねないと危惧する声もある。
米国では2014年、疾病対策センターの職員数十人が手違いで炭疽菌(たんそきん)にさらされるなど、政府の研究施設で危険な病原体の扱いに関する不手際が相次いだ。このため病原体の扱いや保管の方法を検証する必要があるとして、同年、政府が研究に待ったをかけた。当時コリンズ長官は、バイオセキュリティー上のリスクについて理解を深める必要があると述べていた。
研究の再開は、安全な研究と迅速な対応ができる能力を実証した施設に限って認められる。研究には「倫理的な正当性」が必要とされ、研究のために製造・移転・使用される病原体は、「将来的に人のパンデミック(大流行)を引き起こす確実な原因になり得るという合理的判断がなければならない」としている。

以上引用
cnn.co.jp/usa/35112238.html


これ、極めて危険ですよね。以前、こんなことがありました。

以下引用wired


2005.04.14 THU 01:00
悪性インフルエンザ・ウイルス、世界中に誤配布

50年前に大流行して大量の死者を出した「アジアかぜ」(A/H2N2)ウイルスの試料が含まれる検査キットが、世界18ヵ国の数千にのぼる研究所に誤って配布されていたことがわかった。世界保健機関(WHO)は、地球規模の感染につながる恐れも皆無ではないとして、この試料をすぐに廃棄するよう呼びかけている。


AP通信 2005年04月14日
 およそ50年前に大流行して多くの死者を出したインフルエンザ・ウイルスの試料が、誤って世界各国の数千の研究所に送付されていた。この事態を受け、このウイルスによるインフルエンザの大流行を防ごうと世界中の科学者たちが対策に追われている。ある研究者はこの誤送付を「思慮が足りない」と批判している。

 世界保健機関(WHO)はこのウイルス試料が送付された18ヵ国、3747を超える研究所――その大半は米国にある――に対し、わずかではあるものの地球規模の感染が起こる危険があるとして、試料を廃棄するようにと呼びかけた。米メリディアン・バイオサイエンス社(本社オハイオ州シンシナティ)が提供した品質管理検査キットにこのウイルスが含まれており、各研究所に送付されてしまったのだ。

 ジョージア州アトランタにある米疾病管理センター(CDC)でインフルエンザ部門の責任者を務めるナンシー・コックス博士は、「危険性は低く、われわれはすでに適切な措置を取った」と述べた。

 一方、WHOのインフルエンザ部門の責任者であるクラウス・ストール博士はコックス博士の意見に同意しながらも、「万が一感染したら重症になる危険性は高い。このウイルスの伝染性が強いことは周知の事実だ」と述べた。


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