懸念のACTAですが、衆院の外務委員会で採決は回避されたそうですが、明日の金曜日に再び委員会を開くとのことで、要注意です。
議員さん達に、直接働きかけてACTA反対にまわってもらいましょう。
あまりにも怪しい条約で、EU議会では470対30の圧倒的大差で否決したものを何の審議もなしに通過させることがあってはなりません。
土の上のブログさんが、詳しくまとめておられるようなので引用します。
以下引用
2012年8月29日 外務委員会
衆議院 インターネット中継
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案件:
欧州復興開発銀行を設立する協定の改正の受諾について承認を求めるの件(180国会条8)
偽造品の取引の防止に関する協定の締結について承認を求めるの件(180国会条9)
二千六年の海上の労働に関する条約の締結について承認を求めるの件(180国会条10)
千九百九十四年の関税及び貿易に関する一般協定の譲許表第三十八表(日本国の譲許表)の修正及び訂正に関する確認書の締結について承認を求めるの件(180国会条11)
理事の補欠選任
田中真紀子(外務委員長) 9時 02分 01分
田中真紀子(外務委員長) 9時 25分 02分
玄葉光一郎(外務大臣) 9時 27分 04分
大泉ひろこ(民主党・無所属クラブ) 9時 31分 13分
田中真紀子(外務委員長) 11時 05分 01分
笠井亮(日本共産党) 11時 27分 05分
2012年8月29日 - 9:07
衆議院議員 斎藤 やすのり〓@saitoyasunori7時間
#ACTA 午前9時から始まる衆議院外務委員会でACTA協定の採決が行われることになりましたが、民主党の強行的な会議運営に抗議し、野党は欠席で休憩中。私は朝イチで外務委員のある理事にこの協定は危ないので反対するように申し入れました。
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衆議院議員・気象予報士 斎藤やすのりBLOG
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これに対しての私の考え方をまとめました。抗議文です。これを国民の生活が第一、きづなの政調に提出しました。
『ACTA』について
衆議院議員 新党きづな 斎藤やすのり
今、国会中に衆議院で採決されると言われているACTAについて、今国会中の採決については拙速であると考えます。その理由は以下の通り。
1)国内法より上位にきてしまう国際条約が、国会でろくな審議がされないまま、採決されようとしている。参議院の質疑は半日だけ。衆議院は質疑しないで採決?。
2) 外務省は偽造品と模倣品を取り締まる法案と掲げつつ、中身は知的財産権の権利と保護強化であることが国会議員に周知されておらず、各党の議論も生煮えの状況。
さらに、このACTAそのものも批准に反対すべきであると考えます。その理由は以下の通り。
1)ACTA協定で明記されている規制はすでに国内法で実施されているものの、協定には日本の社会にはなじまない『法定損害賠償』、『非親告罪』などが書かれています。
外務省はこれを国内法を根拠に実施しないから問題ないとコメントしていますが、そもそもこのような中身の条例に批准してもいいのか疑問ですし、時の政権が『国際条約だから実施すべき』という方針を定めた場合、止めることはできません。
2)さらにTPP加盟後に、知財侵害や著作権侵害があった場合、TPP協定参加国から『ACTA協定に書かれていることを実施されていない』と訴えられた場合、国内法で守られているのでということは通じなくなるのです。そもそもTPPには法廷損害賠償も非親告罪も米国が要求していると言われており、ACTAに批准しなくても、今回、問題になっている多くのことがTPPで実施されるリスクがあります。
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