露米政府がシリア問題解決に向けて連携を合意
2015-12-17


ケリー米国務長官の訪露ですが、シリアの戦争停止に向けて進展があったようです。

以下イランラジオから


引用

米国務長官、「国際問題の解決におけるロシアの役割は重要」

アメリカのケリー国務長官が、国際問題の解決におけるロシアの役割の重要性を強調しました。
IRIBによりますと、ケリー長官は15日火曜、ロシア・モスクワでラブロフ外務大臣と会談し、「アメリカとロシアの間で一部の対立が存在するが、ロシアはイランと6ヶ国の核合意の成立やオーストリア・ウィーンでのシリア問題を巡る国際会議において非常に建設的な役割を果たした」と語りました。
ケリー長官はまた、「アメリカとロシアは、対立を抱えてはいるが、一部の問題に関する協議で進展を得ることができる」としました。
さらに、テロ組織ISISの攻撃について触れ、「アメリカとロシアは、ISISが全ての国や国民にとって共通の脅威であることで意見が一致している」と述べました。
一方のラブロフ大臣もこの会談において、「テロは、シリアに限られている問題ではなく、今日、世界の人々は、ISISがイラク、リビア、イエメン、アフガニスタンにも存在していることを目にしており、シリア問題の解決は、ウィーン会議での合意の枠内での努力や配慮の継続を必要としている」と強調しました。

以上引用
japanese.irib.ir/news/latest-news/item/6069


以下スプートニクより引用

ラヴロフ外相はケリー米国務長官との交渉を総括して声明を表し、露米は反テロ闘争作業をより協調のとれたものとするための今後の歩みで合意に達したことを明らかにした。

露米、シリアの政治調整にむけた歩みに集中
ラヴロフ外相は「露米の軍部間で達成された合意と『ダーイシュ(IS、イスラム国)』に対抗する米国主導の連合軍に普及されている合意が確認された。また実践面では今後の複数の歩みが合意に達した。これは我々がパラレルに行なう作業をより協調のとれた、より効果の高いものとするためのものだ」と語った。

jp.sputniknews.com/politics/20151216/1327068.html#ixzz3uZBgoik3



テロ組織ダーイシュ(IS,イスラム国)は、シリア領の外にある油田も自分達のコントロール下に収めたいと望んでいる。特にリビアやシナイ半島(エジプト)にある油田が狙われている。米国政府高官が、ロイター通信記者に述べた。

米政府高官は、次のように伝えた―「テロリストらは、リビアやその他の国々の油田奪取を検討中だ。我々は、そのための用意を整えるだろう。米国は、テロリストらの手に落ちる可能性のある油田や輸送路及びパイプラインを、一体誰がコントロールしているのかを、詳細に調査している。」

米国財務省のデータによれば、ダーイシュ(IS)は、原油密輸により、毎月4千万から5千万ドル、年間にすると5億ドルの収入を得ている。
jp.sputniknews.com/middle_east/20151216/1328479.html#ixzz3uZBPf84a


以上引用

なんちゃってイスラム国は、米国戦争屋シオニストネオコンがバックです。

不法占拠で盗掘した原油を販売して資金源にしており、その資金を米国の大統領選挙戦のためにも使用している可能性が高いです。

なので、米国戦争屋シオニストネオコンと大統領選挙戦で対抗しているオバマ側としては、その資金源を潰したいわけで、なんちゃってイスラム国詐欺を終了させたいということでしょう。

その点は、なんちゃってイスラム国が真の脅威(原油値下がり含め)のロシアと利害は一致するわけです。


最大の焦点は、アサド大統領の去就だったはずですが、そのあたりどうなったのか定かではありませんが、現状を放っておくと第三次世界大戦で地球終了になりかねないですし、このままなんちゃってイスラム国を放置しておくと、戦争屋に政権奪われてしまう可能性が高いので現状は妥協したのではないかと思われます。


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