正義による犠牲について あるいは、複雑な系を構成する割合について
2014-04-16


禺画像]
樋口さんのところで、『正義』の対儀語は『正義』なんじゃないかとやっていて、ちょっと面白いのですが

以下引用

正義の対義語は正義である、

というのが私の立ち位置であり、

分断統治こそ、支配の要であると考えている。


そして、その視点で過去から現在までの

歴史を眺めてみると、

支配者層というのは、常に、

自分たちの正義を押し付け、

自分たちに都合のいい分断統治を

行ってきたことがわかる。


正義とは、アンサイクロが語る通りのもの。

※ 正義 アンサイクロぺディア

[URL]


【一部抜粋】


正義(せいぎ)とは、夢見がちな人間が振りかざす、

むやみやたらに装飾の着いた大剣のことである。

ついでに言えば、善悪の概念とは違うのに

悪の反対の言葉とされている。

悪の反対は善である。


概要

一見凄くかっこいいが、如何せんデカ過ぎるので

振り回された日には周りの人はかなりの迷惑を被る。

また振り回している本人も重すぎて扱いきれず、

逆に振り回される状態になっていることが多々ある。

正義程、人間を傲慢、高慢、驕慢に

させてくれる薬はないだろう。

付ける薬がないのは麻薬以上に

強烈な脳内ドーピングを行っているからである。


また、正義という単語は過去の歴史・出来事における

勝利者、強者に対して付ける記号的なものでもある。

(争い、戦いをしている最中は互いに

自分のことを正義で、相手を敵・悪だとみなしている。)

そのため、その“正義”と名付けられたものが

倫理的・道徳的にはずれているかどうかはどうでもいい。


【抜粋終了】



中略


誰が金儲けをしようが、知ったことではない。

ただし、そのために人が死ぬことは

決して許されるものではない。

その代表が、「戦争」という言葉を言い換えた

金儲けの手段である限り、

私はずっと、ここで訴え続ける。

死の商人どもは、さっさとその商売をやめて、

戦争という金儲け以外で儲けろ。

それなら、何も言わない。


以上引用
[URL]




実は、筆者の祖父は鉄砲鍛冶3代目で、軍属でした。
人殺しの兵器作って暮らしていたんですね。


で、第二次大戦末期には、日本陸軍の秘密基地の工場長かなんかになって、九州決戦のための地下工場を建設していたんですね。


まあ、本当の上層部は最初から九州決戦などやる気がなく、原爆落ちるのを知っていて見逃しているのですが。。


祖父は、鉄砲の専門家なので、日本の鉄砲の技術では、アメリカの鉄砲に歯が立たないことは、始めから分かっていたそうです。
技術屋というのは、分かってしまうんですよね。
もっとも祖父は、筆者が産まれる前に死んでしまったので、直接聞いたわけではなく、父親からのまた聞きですが。。


で、祖父は、戦後、近代史を猛然と勉強し始め、近代史家になっていくんですね。
武器作りから、近代史家になるっていうのも、面白い経歴です。

身近なところに、死の商人(というか技術屋)から転身して平和路線で生きてきた人が居ますということです。


そして、ほとんどの日本人はそうだったと思います。
第二次世界大戦中は、ほとんどが軍事系で働いていたわけですから。



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